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『FATHER'S SON』(ファーザーズ・サン)は、1988年3月16日に発売された浜田省吾のアルバム。オリコン最高1位を記録。 == 概要 == 『DOWN BY THE MAINSTREET』、『J.BOY』に続く3部作の最終作。少年から大人になっていくまでの過程を、浜田自身の姿を投影しながら、1980年代を通して描いてきた。 大きなテーマとしては「日本とアメリカ」「戦争と戦後」といったものが中心。1曲目「BLOOD LINE (フェンスの向こうの星条旗)」と2曲目「RISING SUN (風の勲章)」の印象が強いため、非常に重いメッセージ・アルバムのように感じられるが、半数はラブソングである。父親の死、バブル経済、戦後の家族のあり方などを鋭く描き出している。 浜田が30代半ばに入ったこともあり、より大人の世界観の歌を書き上げている。当時のインタビューでも「いつまでも若者の歌は歌えない。アーティストが成長していくように、リスナーも僕と一緒に成長してほしい」と語っている。 翌年にバラード集『Wasted Tears』を制作後、音楽活動から距離を置くようになっている。後に浜田は「何をすべきか分からなかった。もう音楽を辞めようかと考えていた」と語っている。 アルバム・ジャケットはブルース・スプリングスティーンをパロディにしたものである。本人はジョークのつもりだったらしいが、あまりに周囲にそのイメージを持たれてしまったため後悔したという。発売当時のCD版にはブックレットが付属されており、ディレクターの須藤晃による短編小説が書かれていた。 1999年にリマスタリングされ再発された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「FATHER'S SON」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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